| スポンサーリンク |
鳩山・友愛演説、もやもやの理由(ニュースを斬る)
- 記事詳細
- 鳩山首相の国会での所信表明演説に釈然としないものをずっと感じていた。それは「友愛」が「反市場主義」「反近代主義」に傾斜するのではないかという懸念だ。 鳩山由起夫首相の国会での所信表明演説をテレビで観てから、釈然としないもの、一種の懸念をずっと感じていた。しかしその正体がなかなか自分でつかめないでいた。 演説の調子自体は政権交代を果たした新政権の首相としての気概を感じさせるものだった。演説内容には「友愛」や「人のための経済」「支え合いの精神」など美辞麗句系の言葉が目立つが、それはこの種の政治演説にはつきものだ。 メディアでは「成長戦略が弱い」「具体性に欠く」などの批判から、「温かい資本主義復権の時」(佐藤隆三、10月27日付け日本経済新聞経済教室)など既に様々な論者の賛否が出回っており、どれもそれぞれある程度は正しいのだが、私の感じていることにぴたり来ない。
| スポンサーリンク |
