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【NY市場】ドル軟調、買収交渉決裂でポンド安
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9日のNY市場はユーロドルが2週間ぶりに1.50台に乗せるなどドル安水準での取引が中心だった。
米国の超低金利政策が長引くとの見方がドル相場を圧迫、ドル円は89円台後半から90円付近で振幅した。
低金利政策の長期化期待でダウ平均は200ドル超上昇し、3週間ぶりに年初来高値を更新した。
株式市場のほか、原油・金など商品市場も活況だった。
NY金先物は一時1111.70ドルまで買われ、史上最高値を更新した。
過去最大規模となった米3年債入札(400億ドル)では、応札倍率が前回を上回るなど旺盛な需要が確認されたが、2年債など短期ゾーンの反応は芳しくなかった。
入札結果に対し、為替市場は目立った反応を示さなかった。
◆ポンド買い巻き戻し、米クラフトの買収交渉決裂で ポンドはロンドン市場で進んだ買いが巻き戻される展開だった。
ポンドドルは1.68台前半から1.67割れ寸前まで売られ、ロンドン市場の上げを帳消しとした。
ポンド買いの手掛かりとされた米クラフトと英キャドバリー買収の交渉が決裂したことが背景。
一部でクラフトが買収案を見直すとの見方が浮上していたが、実際に提示された買収額は9月と同じ98億ポンドだった。
クラフトによる買収案提示後、キャドバリーは株主に対し、提案を拒否するよう勧告している。
ポンドドル下落局面でポンド円は150円台前半まで下落、ユーロポンドは0.89台後半まで上昇した。
◆ドルカナダ1.06割れ、ハイテク企業の提携観測も ドルカナダは心理的節目の1.06台を割り込み、1.05台半ばまで値を崩した。
市場ではドル売りカナダ買い要因として米国及びカナダのハイテク企業が提携するとの噂が出ていた。
真偽は不明だが、企業活動に絡んだ実需のカナダ買いが出ているとの見方もあるようだ。
原油・金など商品市況の上昇もカナダ買い要因。
原油先物は急反発し、一時80ドル台を回復している。
対ドルでのカナダ買いが波及し、カナダ円は84円台半ばから85円台前半まで上昇した。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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