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【ロンドン市場】リスク選好の動き続く
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9日前半のロンドン市場はドル売りが優勢となった。
先週末の米雇用統計を受けての各国の株式市場の動きが落ち着いていたことなどから、リスク選好の雰囲気が強まった。
金が史上最高値を更新、原油も買い戻しが優勢となる中、ユーロや豪ドルといったコモディティ関連の通貨は買いが優勢となった。
◆ポンド強い動き キャドバリーのM&Aへの思惑も ポンドは強い動きが続いている。
対ユーロでも上昇しており、ユーロポンドは0.89台前半に下落。
ポンド円も151円台に上昇。
先週の英金融政策委員会(MPC)での資産買取プログラムの増額が250億ポンドの2000億ポンドに留まったことや、比較的、先行きに楽観的な英注銀の声明が基本的な背景にあるが、その他に、大手食品メーカーのクラフトによる英キャドバリーに対する新たな買収提案への思惑もポンド買いを誘っているようだ。
きょうにもその買収提案が明らかになるとの観測も出ている。
◆ドル円、次の機を待つ状態か ドル安の動きが上値を圧迫し、ドル円の上値は重い。
先週の米雇用統計後のNY株式が底堅く推移していたことで、市場は安心感からリスク選好の動きが復活している。
悪い数字とまでは行かないが決して期待していたほどの内容でもなく、一部で高まっていた米早期利上げ観測は一旦後退している。
超低金利政策が長期化するとのみ方も強まっているが、次のFRBのアクションは引き締めという市場のコンセンサスに揺るぎは無いだろう。
あとはタイムイングのみを占う段階に来ている。
今週発表される米経済指標の行方次第では再び利上げ期待が高まる可能性もあり、リスク回避の円売りの流れとともに、その機を待つといった姿勢。
上値は重いものの、そう簡単に底抜けしそうにも、今のところはない。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
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