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【NY市場】失業率10%突破、リスク回避の円買いに
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6日のNY市場はクロス円を中心に円買いが進んだ。
10月の米雇用統計で失業率が10.2%と市場予想9.9%を上回ったことが手掛かりだった。
注目度の高い非農業部門雇用者数(NFP)は9月、8月の数字が上方修正され、10月は前月比19.0万人減(市場予想17.5万人減)とまずまずの結果だったが、市場の視線は失業率の悪化に注がれた。
ユーロ円は134円台後半から133円台前半、ポンド円は150円台半ばから148円台半ば、豪ドル円は83円付近から82円割れ寸前、ドル円は90円台後半から89円台半ばまで下落した。
悪材料出尽くし感で米国株が下げ渋ると円買いは一服したが、NYクローズ時点のドル円は89円台後半、ユーロ円は133円台前半と安値圏のままだった。
◆ドル相場は方向性欠く、ユーロドルの振幅大きい ドル相場は全般に方向性に欠けた。
ユーロドルは1.48台前半から1.49台前半、豪ドル/ドルは0.91台前半から0.91台後半で振幅した。
米雇用統計の発表直後はドル高、米国株が下げ渋るとドル安に振れたが、イベント通過で積極的な売買は手控えられ、結局は往来相場となった。
ユーロドルはオプションのNYカット前後で高値をつけている。
◆雇用悪化で来年の米利上げ観測後退 米雇用統計発表後、FF金利先物市場では来年の利上げ観測が後退した。
金利先物から逆算したFF金利実効レート(30日物)は10年6月限が0.345%(前日:0.370%)、10年9月限が0.60%(同:0.655%)、10年12月限が0.995%(同:1.055%)に低下した。
10年12月限は今年に入って初の1%割れ、米国の低金利政策が長引くとの見方が強い。
(Klugアナリスト 鈴木崇浩)
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