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科学とイノベーションの間にあるもの(常盤文克の「新・日本型経営を探る」)
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- 近代社会の発展において、科学は重要な役割を果たしてきました。科学によって技術が進化し、新しいモノが生まれ、人々の生活は豊かになりました。現在の私たちの生活が、科学の力があってこそ成り立っているのは、まぎれもない事実でしょう。 その一方で、弊害も生まれています。科学は要素還元的なアプローチで物事の解明に迫ります。結果として科学や技術自身が細分化され、物事を見る視点が細かい方へ小さい方へと偏ってしまうのです。 「虫の目」「鳥の目」という言葉があります。これは、地を這う虫のように物事を近いところから複眼でよく見ること、また空を飛ぶ鳥のように物事の全体を高いところから俯瞰して見ることを指します。
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