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防衛省案件巡り、「仁義なき戦い」(泥沼の造船三国志)
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- 商船需要の回復が見込めない中で、安定した官需はそれこそ、各社がメンツも賭けての激しい受注合戦が展開されることになる。護衛艦やイージス艦なども簡単に利益を確保はできないが、納入後も定期修理などで長くサービス収入を得られ、造船所の仕事量を安定させることができるからだ。 今年8月に受注が内定した防衛省の護衛艦は、三井造船が久しぶりに勝者となった。圧倒的な実績を誇るIHIグループが敗北したことに業界関係者は驚いた。 実はIHIと三井造船は防衛省向けを巡って因縁の関係にある。 「横やりを入れられた」と渦巻く怒り ヘリコプターを搭載できる大型護衛艦はIHIの造船子会社であるアイ・エイチ・アイ・マリンユナイテッド(IHIMU)が2004年に受注した。

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