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石炭成金“二代目”のモラトリアム(中国発 経済観察報)
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- 「煤二代」 経済観察報記者 楊光 山西省南部の地方都市、臨汾市の繁華街にある貢院街。張晋生は、ここに30万元(約420万円)を投じて四川料理のレストランを開業した。店の経営は28歳になる息子の張英にやらせている。 半年前まで、張晋生は“煤老板*”として多忙な毎日を送っていた。山西省内で3つの炭坑を経営し、年間30万トンの石炭を生産していたのだ。しかし、山西省政府が打ち出した小規模炭坑の整理統合政策により、彼の炭坑は国有大手の大同煤鉱集団に買収された。張晋生は今年50歳。彼と石炭の30年以上にわたるつきあいは、ここに終止符を打った。 *中国語で「媒」は石炭、「老板」は中小企業のオーナー経営者を意味する。

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