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工場が変身、作るのは製品でなく需要(ロボット、企業経営を変える)
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- 昨年のリーマンショックに端を発した世界同時不況は、需要急減という試練を世界中の企業に課した。特にトヨタ自動車が前期4600億円の連結営業赤字を計上したことに象徴されるように自動車、そして電機といった花形産業の落ち込みは激しい。 その影響で自動車や電機産業向けの受注が大きい機械メーカーも急激に収益性を悪化させている。一昨日、昨日と紹介してきたロボット大手の安川電機も例外ではない。同社の前期連結営業利益は208億円と前期比で43%減となった。安川電機の利島康司社長は開発、生産、営業体制を改革し、需要創出に乗り出した。その戦略について聞いた。 (聞き手は日経ビジネス 瀧本 大輔) 安川電機は自社工場に計1000台のロボットを導入する「R1000プロジェクト」を4月から開始した。
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