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JAL、「いきなりの実質債務超過」の波紋(ニュースを斬る)
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- 日本航空(JAL)の再建問題をめぐって、巨額の債権放棄が要請される可能性の高いことが波紋を広げている。これは、前原誠司・国土交通大臣が指名した「JAL再生タスクフォース」が、主力の日本政策投資銀行と3メガバンクに対して10月13日に打診したもの。このことは裏返せば、既にJALが巨額の実質債務超過状態にあることを意味する。 冨山和彦氏ら産業再生機構OBを中心とするタスクフォースは、再建計画を策定するため、9月末からJALの資産査定を進めている。タスクフォースは10月13日、政投銀とみずほコーポレート銀行以下の民間主力3行との間で別々に協議を行い、その中で、デューデリジェンス(資産査定)の途中で正式な数字ではないものの、債権放棄と債務株式化の組み合わせで3000億円程度の金融支援の必要性を明らかにした模様だ。
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