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公正取引委員会が牽制する「センターフィー」問題(すべては倉庫番が知っている)
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- 大手加工食品卸の菱食が、20期連続の増収増益を達成した成功モデルを捨て、事業構造改革に乗り出している。ロジスティクスによる差異化から効果的な商品提案に戦略を転換した。 このことを筆者は、菱食の打ち出した流通ビジョンが、日本的商慣行の前に破れた結果だと受け止めている。 日本の加工食品の中間流通では、商品1個単位のバラ注文が全物量の約2割を占めている。そのピースピッキングと仕分け作業に倉庫運営コストの8割が費やされている。全物量の8割を占めるケース単位の注文の処理には、2割のコストしかかかっていない。 バラ注文をやめてしまえば、物流コストは大幅に下がる。欧米の大手流通業者は皆そうしている。
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