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【NY市場】週末控えて調整の動き、ドル円90円台後半
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16日のNY市場は、週末を控えて調整の動きが中心だった。
ユーロドルはNY早朝に1.48台半ばへと下落、1.50の節目目前から跳ね返され、ドル買いの動きが強まった。
バンカメの決算が芳しくなかったことから米株先物が売られ、リスク回避的なドル買いを誘った。
ただ、NY株式市場が始まってからは値動きが落ち着き、1.49近辺へと戻した。
原油先物が78ドル台後半へと年初来高値を伸ばす動きに連動した面もあった。
一方、ドル円は91円台前半での揉み合いから始まった後、91円割れから90円台半ばまで下落する場面があった。
NY株式が軟調だったことからクロス円とともに円買いの反応が強まった。
しかし、株式が下げ渋ると91円台を回復する場面もあり、90円台後半へと落ち着いた。
8月の対米証券投資は286億ドルと市場予想300億ドルを小幅下回った。
9月米鉱工業生産指数は+0.7%と予想+0.2%を上回ったが、前回の+1.2%よりは伸びが鈍化した。
また、10月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値は69.4と前回73.5および予想73.3を下回った。
2009年会計年度の米財政赤字は1兆4171億ドルと過去最大規模だった。
ただ、週末ムードが強く、経済指標に対する反応は限定的だった。
◆当局者のドル安けん制発言が相次ぐ 16日NY市場ではユーロ圏やカナダの当局者からドル安をけん制する発言があり、来週の相場にとって気になる点となった。
ユンケル・ユーログループ議長は会見で、ユーロ相場について過度には懸念せず、と述べている。
ただ、米国の強いドル発言を歓迎、としてドル高を望むことを示唆している。
また、人民元については、年末までにトリシェECB総裁、アルムニアEU委員が中国を訪問する、と発表した。
さらに、19日にはユーロ相場について論議するとも述べている。
目下の懸念はドル安と人民元相場の硬直性のようだ。
また、ハーパー加首相は、カナダ中銀はカナダドル高への懸念を共有している、世界経済の回復は依然として脆弱、と述べ、これまでの発言を繰り返した。
(Klugシニアアナリスト 松木秀明)
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