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【NY市場】ダウ平均1万ドル台乗せ、ユーロドルは14ヶ月ぶり高値に
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14日のNY市場は株式市場が主役だった。
ダウ平均は約1年ぶりに1万ドル台の大台に乗せた。
前日取引終了後のインテルや、ロンドンタイムのJPモルガンの好決算を受けてリスク選好ムードが広がった。
為替市場では、引き続きドル安の動きがみられた。
ユーロドルは一時1.49台半ばまで上昇し、14ヶ月ぶりの高値水準をつけた。
その後は1.49台前半での取引が続いた。
ドル円は序盤に89円割れのあとは89円台前半で推移。
ドルカナダは終盤まで軟調で、1.02台前半までのドル安推移だった。
序盤に発表された9月の米小売売上高は、前月比-1.5%と前回8月の+2.2%(修正前2.7%)から落ち込んだ。
自動車の販売優遇策が終了したほか8月の大幅上昇の反動が響いた。
ただ、予想ほどの落ち込みではなく、リスク回避的な反応は一時的だった。
JPモルガンの好決算を受けた米株先物の上昇の影響がまさっていた。
原油先物は75ドル台に乗せて年初来高値を更新、金先物も1072ドルと最高値を更新する場面があった。
一方、東京時間未明に発表されたFOMC議事録は景気判断が引き上げられるなど、好感される内容だった。
ただ、為替相場の値動きは全般的に限定的で、ドル安水準での揉み合いが中心だった。
◆FOMC議事録、成長見通し上方修正もMBS購入めぐり意見の相違 9月22-23日に開催されたFOMCの議事録が発表された。
多くのメンバーが景気回復が始まったと判断、さらに下期と来年の経済予測が上方修正された。
ただ、回復ペースはきわめて緩やかとし、資源の緩みは今後数ヶ月間著しい、賃金・物価には抑制から下落の可能性も示唆されている。
住宅価格については安定から一部に上昇もみられ、活動は上向いているとした。
注目される点は、MBS購入に上限についてメンバー間で意見の相違がみられたこと。
一部のメンバーが上限引き上げに前向きだった反面、他のメンバーは引き下げを主張していた。
総括としては資産購入の柔軟性の維持が重要である、とまとめられていた。
今後の論点となりそうだ。
NYダウは1万ドル台を回復、債券利回りは上昇、ドル安など金融市場の反応は全般にポジティブだった。
(Klugシニアアナリスト 松木秀明)
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