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【ロンドン市場】商品買い・ドル売り ユーロドルは高値更新
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13日前半のロンドン市場はドル売りが優勢となった。
序盤はドイツのZEW景況感指数や英消費者物価など経済指標をにらんでの動きだったものの、通過すると、再びドル売りが復活する展開となった。
ドル売りを復活させたのが、商品市場の動き。
金先物が史上最高値を更新、原油も74ドル台に上昇し、年初来高値を伺う動きの中、商品買い・ドル売りの動きが活発となったようだ。
資源国通貨やユーロといった勝ち組通貨が買われ、ユーロドルは一時1.4870近辺まで上昇している。
2008年9月の高値1.4865を突破し、2008年8月以来の水準に上昇。
2008年9月15日のリーマン破たん後の下げを取り戻したことになる。
米国も利上げ期待など、早期出口戦略への期待もある一方で、米当局は慎重な姿勢を余儀なくされるとの見方も根強く、早期利上げ期待からドルを選択する動きまでは、まだ出そうに無いようだ。
◆ポンドは弱い地合い続く ドル安の展開が強まる中、欧州通貨や資源国通貨の買いは活発だったが、やはりポンドは弱い。
対ドルでは後半買い戻されたものの、きょう発表になった英消費者物価指数が弱い内容となったことで、ポンドは売りが強まる場面が見られた。
インフレ指標に過度に反応する段階でもないと思われるが、きょうの反応を見ると、ポンドの弱い地合いが成せる技といったところだろうか。
ドル以外の通貨には売られる展開となっており、ユーロポンドは0.94台に上昇、ポンド円は141円台に下落している。
ユーロ円が133円台に上昇していたのとは対照的に。
◆ドル円、90円台維持できず ドル円は東京時間に買い戻され、90円台に上昇してロンドン時間に入ってきた。
日本の石油会社など輸入筋やCTA(商品投資顧問)の買いも観測されていた。
しかし、ドルに対する不安感は根強く、90円台での輸出企業などの売り圧力も強い。
結局、ドル安の動きが強まると、90円台は維持できずに89.50近辺まで戻してしまった。
次のサポートラインは89.30水準。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
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