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【ロンドン市場】ドル売りの動き根強い
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12日前半のロンドン市場、序盤は先週末の流れを引き継いで、ドル買い戻しが優勢となった。
先週末はバーナンキFRB議長の、現在の超低金利政策は、景気回復が確実になった時点で、インフレ回避のために解消すべきとの発言が出口戦略を示唆するものと捉えられ、米国債の利回りが上昇、ドルが買い戻される展開となっていた。
ただ、ドル売りの動きは根強く、動きが一巡すると、再びドル売りが優勢となり、ユーロドルは1.4770近辺、豪ドル、カナダといった資源国通貨も上昇、カナダは対ドルで1年ぶりの高値を更新している。
◆ポンドはドル以上に弱い通貨か ドル売りの根強さにポンドも後半にかけ、対ドルで買い戻されたものの、他のユーロや資源国通貨と比較すると、動きは弱い。
ユーロポンドは0.93台に上昇している。
先週、豪中銀は予想外の利上げに踏み切り、出口戦略の口火を切った形になったが、出口戦略に積極的という面では、ポンドは他の通貨と比較して劣る。
ポンドドルは一時1.5730近辺まで下落し、5月以来の安値水準まで下落する場面も見られた。
ドルも弱い動きが続いているが、米早期利上げ期待も出つつある中で、ポンドはドル以上に弱い通貨となっているのかもしれない。
◆ドイツ経済研究所、GDP見通し上方修正 ドイツ政府の経済シンクタンク、ドイツ経済研究所(DIW)は2009年のドイツのGDP予測について、従来の6.4%減から5.1%減へ上方修正した。
10年についても、0.5%増から1.3%増に上方修正している。
ドイツ経済の落ち込みは過去に予想したよりも軽傷で済むが、回復は鈍いものとなると予測。
経済活動が06年の危機以前の水準に戻るのは、来年末になるとした。
失業については、過去に予測したほど悪化しないとし、今年の失業率を8.3%、来年は9.6%と予測。
物価は09年が0.3%上昇、10年が1.0%上昇になるとしている。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
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