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【NY市場】ドル安推移、株式堅調、金相場は最高値更新
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6日のNY市場は、株式市場や商品市況が堅調だったことでリスク選好的なドル安の動きをみせた。
また、金先物および現物が史上最高値を記録した。
東京タイムに発表された豪中銀の予想外の利上げが豪ドル相場を押し上げ、豪ドル/ドルの上昇が各主要通貨にもドル安を広げた。
また、英紙がサウジなどが原油取引通貨としてドルを除外した主要通貨に金を加えたバスケットを検討と報じたこともドル売り材料だった。
NY市場で、豪ドルは0.89台乗せと一段高、ドルカナダも1.05台半ばへとドル売りが進んだ。
この動きにつれて、ドル円は88円台後半、ユーロドルは1.47台後半までドル安推移となった。
NY株式が買われてダウ平均が一時170ドル高水準まで上昇したこともリスク選好のドル安材料だった。
ただ、NY後半からは株式や商品の上昇が一服したことで、ドル売りも落ち着いた。
米3年債入札はやや不調で、前回ほどの入札倍率とはならなかったが、入札前から債券が軟調だったことから、反応は限定的だった。
全般には、東京・ロンドンの流れを受けてドル安水準での取引が続いた。
◆Ivey購買担当者景況感指数、予想大きく上回る カナダ買いに 9月のIvey購買担当者景況感指数は61.7と市場予想56.2および前回8月の55.7を大幅に上回った。
この結果を受けて素直にカナダドルが買われた。
ドルカナダは1.06を割り込んで1.05台半ばへ、ユーロカナダも1.56台半ばから1.55台半ばまで下げた。
また、83円台前半へと下げていたカナダ円も84.15レベルと本日の高値水準へと急伸した。
商品市況が活況で、金先物が1045ドルと最高値を更新、つれて原油先物も72ドル手前まで上昇したこともカナダ相場を支えた。
ただ、取引後半はやや調整に押される場面もあり、上昇の勢いは一服した。
◆クロス円は、まちまちに クロス円は、各通貨ごとに別個の値動きを示した。
オセアニア通貨やカナダドルが堅調だった一方で、ポンドなど欧州通貨も上値は押さえられていた。
NY株式は堅調だったが、円相場への影響はドル相場を通した間接的なものだった。
このところ、為替の値動きはドル相場主導となっており、クロス円はドル円のその他の主要通貨の対ドル相場のスピード差で動く傾向が強い。
豪ドル円は79円近辺、カナダ円は一時84円台乗せと高値圏で推移した。
一方、ユーロ円は130円台後半、ポンド円は141円台前半と、この日の安値水準に落ち着いた。
(Klugシニアアナリスト 松木秀明)
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