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【東京市場】 中東のドル離れ警戒でドル売りの動き
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6日の東京市場はドル売りが優勢となった。
ドル円は89円を割り込み、ユーロドルは1.47台を回復している。
要因は中東のドル離れへの警戒が強まったこと。
英インディペンデント紙が、アラブ湾岸諸国が中国・ロシア・日本・フランスの財務相、中央銀行総裁と、円・元・ユーロ・金の通貨バスケットの利用について極秘に協議、原油取引での米ドル利用中止に向け協議中だと伝えたこと。
通貨バスケットに採用と伝わったユーロ、円は対ドルで買いが強まった。
一方、ポンドはバスケットへの採用が無かったこともあり、その報道自体への反応は限定的となっている。
ただ、この報道について藤井財務相は「全く知らない」と否定していた。
今回の報道が真実ならば、金利の先行きや出口戦略の議論以上に、このところの為替市場及び商品市場での動きに説明が付く。
バスケットに採用されているユーロ、金、それに絡んで資源国通貨が強い動きを続け、一方ドル、ポンドが売られる。
相対的に負け組みに近そうな円が買われていることも説明できそうだ。
ただ、通常、通貨バスケットの場合、貿易に比例して通貨のウェートが決定されることが多い。
中東と米国との貿易関係から、現実問題として、ドルを採用せずに通貨バスケットを組むことも難しいのではとの疑問も指摘される。
◆豪ドル予想外の利上げ 豪ドルが大幅に上昇。
きょうの豪中銀理事会で、政策金利が予想外に引き上げられたことで、発表後、豪ドルは買いが強まった。
豪ドル/ドルは0.8870近辺まで上昇、2008年8月以来の水準に上昇した。
豪ドル円も79円台まで上昇。
スワン豪財務相が、豪中銀は追加利上げの可能性があることを示唆していると述べたことが一部報道で伝わったことも豪ドルをフォローした。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
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