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デトロイトは生きていた(後編)(水野博泰の「話題潜行」from NY)
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- 米国凋落論がかまびすしい。社会は病み、産業は空洞化、頼みの金融システムも自壊し、世界に長く君臨してきた超大国はもはやその牽引力を失った、と。だが、本当にそうなのか──。目を凝らしてよく見れば、新時代への変革はもう始まっている。その先例が「死んだ街」と呼ばれたデトロイトにあった。この街のど真ん中に、世界数十カ国から起業家が集結している。廃墟の暗闇に、ほのかな明るさを見た。 (前編から読む) ミシガン州経済開発公社(MEDC)は、ジェニファー・グランホルム知事の指揮の下、州経済の再活性化のために様々な施策を講じてきた。だが、ただカネを注ぎ込むだけではかつてのフロンティア・スピリッツを取り戻すことはできないと代表のグレッグ・メインは考えている。

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