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米4月小売売上高、自動車除く売上高はしっかり=景気先行きに安心感
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―FRB幹部、インフレリスクを強調=金利据え置き見通し強まる―
【2008年5月14日(水)】 − 米商務省が13日発表した4月の米小売売上高は、過去5カ月間で3回目の減少となったものの、下げ幅は小幅だったことや、自動車を除いた売上高が堅調となったことから、市場では、景気後退は予想されたほど深刻にならないという見方が強まっている。
一方、この日、FRB(連邦準備制度理事会)幹部が相次いで講演、その中で、インフレリスクを強調したことも材料視され、市場では、FRBは当面、金利を据え置くとの見通しを一段と強めている。
FRBは、昨年9月以降、政策金利を現在の2%へと計3.25%ポイントも引き下げたが、金利先物市場では、年内にFRBは金融引き締めバイアス(金融政策に対する姿勢)に転じるとの思惑が広がった。

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