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【ロンドン市場】欧州中心にドル安けん制
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1日のロンドン市場ではユーロが軟調に推移した。
ロンドン早朝にアルムニア欧州委員がユーログループは週末のG7に向けてユーロ高を討議するなどと発言したことが手掛かりとなった。
その後、トリシェECB総裁が過度の為替市場の動きには悪影響もあると述べたこともユーロを圧迫した。
ポンドは実需の買い観測が出る中、しっかりと推移。
欧州通貨に動意があった中、円が主体となった値動きは見られなかった。
欧州株式市場や米株価先物が前日比プラス圏からマイナス圏へと反落の動きとなったことでドル買いの動きはあった。
◆ドル円、狭いレンジでもみ合い ドル円は89.90-90.12水準の極端に狭いレンジ内で推移。
藤井財務相が、輸出中心の高度経済成長時台は終わった、内需・地域経済がマクロ経済の中心、などと述べたが手掛かりにはならなかった。
クロス円では、ユーロ売りが続いた中、ユーロ円が軟調。
ユーロ円は131円台半ばから130.70レベルまで下落し、この日の安値を更新した。
ポンド円は143.36レベルから144.22レベルまで上昇後、143円台半ばへと押し戻された。
◆ユーロドル軟調、トリシェECB総裁の為替市場に言及 ユーロドルやアルムニア欧州委員やトリシェECB総裁の発言を受けて、ユーロドルは1.4603辺りから1.4528レベルまで下落。
株式市場の軟調推移もドル高推移を後押しした。
ポンドドルは1.59台前半から1.6024レベルまで上昇。
この日発表された弱い英製造業PMIは材料視されず、実需のポンド買い観測の中、水準を切り上げた。
ただ、上昇一服後は株安・ドル高の動きとなり、1.59台半ばまで反落。
ユーロポンドは0.9150レベルから0.9090レベルまで下落した。
◆一連の米経済指標には反応薄 先ほど発表された米新規失業保険申請件数は市場予想を上回った一方で、個人所得と個人支出は市場予想を上回る伸びとなった。
PCEコアデフレータは市場予想並の伸びだった。
為替、株式、コモディティなど主要な市場で特に反応は見られない。
ただ、米利回りは一段と低下した。
(Klugアナリスト 谷口英司)
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