スポンサーリンク |
【東京市場】ドル高の流れを引き継ぐも小幅な値動き
- 記事詳細
-
14日の東京市場はドル買い戻しが入ったものの、調整的な動きに終始した。
円金利の上昇を背景にクロス円が下押したとの指摘はあったが、値動きは限られた。
ただ、取引終盤にかけて日経平均が上値を広げ、ドル円、クロス円をサポートする 場面があった。
◆ドル円 NYクローズからほぼ横ばい ドル円は104.57-90水準で取引された。
NYクローズの水準から離れる動きは乏しく、ほぼ横ばいの状態が続いた。
105円台にかけて本邦輸出のドル売り・円買いが控えていることが値動きを抑えたほか、 ドル高の流れがある中、今晩の米CPIに対する注目度が高かった。
◆クロス円 円金利上昇もNY市場からの円安圏を維持 円金利が上昇したことを受けて円買い圧力が強まったとの指摘があった。
ユーロ円は162.34レベルまで上昇後、161.70レベルまで水準を切り下げた。
ただ、日経平均の上昇を背景に162円台へ切り返した。
ポンド円は一時204円台にのせた後、203円台後半で底固く推移。
◆対主要通貨でドル買い戻しの動き ユーロドル、ポンドドルは上値の重い展開。
ユーロドルは1.5480レベルから1.5436レベルまで水準を切り下げた。
ポンドドルも1.9469レベルから1.9432レベルまで下押した。
今晩の米消費者物価指数の発表を控えてか、ドルを買い戻す動きが指摘された。
ただ、ユーロドルで1.5435を下回る水準では、中銀筋のユーロ買いが観測されていた。
◆オセアニア通貨軟調、豪ドルは予想下回る経済指標を受けて売り入る 豪ドル/ドルは第1四半期の賃金コスト指数が事前予想を下回ったことで0.9420 レベルから0.9370レベルまで下落。
豪輸出企業やアジア中銀の豪ドル買い観測は あったが、昨日の安値(0.9384)を下回るとストップを巻き込んで下げ幅を広げた。
NZドル/ドルは0.7640レベルから0.7610レベルまで軟調に推移した。

スポンサーリンク |