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原発ブームの突きつける難問(FINANCIAL TIMES)
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- 電力需要急増や気候変動の脅威から、原子力発電が再び注目を集める。2050年までに世界で新たに1400基の原子炉が建設される可能性もある。 米国などは民生利用のルール厳格化を急ぐが、途上国などの反発は強い。 今年8月、トルコの首都アンカラを訪問したロシアのウラジーミル・プーチン首相の最大の狙いの1つは、トルコが長年温めてきた民生原子力開発という夢に新たな命を吹き込むことだった。 トルコ南東部、地中海沿岸のアックユに原子炉を建設するという計画は1970年代に持ち上がったもので、現在はロシアとトルコのコンソーシアム(共同事業体)が開発を進めているが、価格を巡るすれ違いで遅れが生じている。だがトルコは、原子力発電能力を断固として獲得するという姿勢を明確にしている。

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