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第十七回 国債はどこまで発行できるのか？（３／３）
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（２／３の続き）
日本政府は二度も「バランスシート不況下における緊縮財政」というミスを犯し、日本経済をマイナス成長へと叩き込んだ。
０９年８月の総選挙で政権を奪取した民主党の首脳陣が、 「新規国債発行額を抑制する」 などと発言しているのを見ると、まさしく橋本政権や小泉政権の再来に思えてならないわけだ。
しかも、橋本政権のときは、アメリカを始めとする外需が未だ堅調だった。
また、小泉政権のときは、アメリカなどの外需は、堅調どころか、史上空前のバブルに湧き、新たな需要が次々に生まれ出る環境にあったのである。
しかし、今回は橋本政権時や小泉政権時の外需は存在しない。
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