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発行日時: 2009-9-17 9:43

8月の原油市況:高値更新も上海株安で下落

記事詳細
1.8月の原油市況:高値更新も上海株安で下落 8月の原油相場(WTI、期近物)は、米国の雇用指標の改善などを手がかりに上昇して始まった。
その後も欧州のGDP成長率が予想外の改善を示したことや、米FOMC(連邦公開市場委員会)声明で景気底入れに言及されたことなどから景気回復期待を背景に上昇し、原油在庫の増加は材料視されなかった。
中旬に米国の弱い消費指標が発表されると、いったん調整色を強めたが、株価が反発したことや原油在庫が予想に反して減少したことなどをきっかけに25日には一時1バレル=75.0ドルと、昨年10月以来10ヶ月ぶりの高値を記録した。
もっとも、月末にかけては、上海株の急落をきっかけに景気の先行き不透明感から売られ60ドル台に反落した(9月3日の終値は71.58ドル)。
WTI・ブレント・ドバイの油種間スプレッド(価格差)は月末にかけて小さくなった。
一方、原油価格の先物カーブをみると、依然として先高観測が残るものの、期近物の相場水準が高まったことにより期先の価格が期近を上回る程度はかなり小さくなっている。
先物市場における投機筋のポジションは買い越し幅は小幅拡大した。
また、商業筋も含めた先物の全建玉残高はわずかに増加した。
石油製品や原油在庫の水準は高く依然として需要の回復は遅れているものの、世界各国で経済指標の改善が続いていることや政策効果による下支えが引き続き見込まれるため、景気回復が当面持続するとの期待が相場を押し上げる要因となった。
もっとも、一段の相場上昇については、各国雇用情勢の改善や貿易・物流の回復など、景気回復の動きをさらに確認できる要因が必要になるとみられる。
また、米国の規制監督当局が商品市場全体に対して先物の持高規制の導入を目指していることや、9月に開催予定の一連の国際会議では金融規制強化が主要議題に上っていることなどが、投機資金の流出につながるとの警戒感も根強い。
上海株が不安定な動きを強めていることも引き続き相場の抑制要因になるとみられる。
このため、しばらくは70ドルをはさんで一進一退での推移が続く見通しである。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=89dfa81516a942717b6c5134c7253740 8月の原油市況:高値更新も上海株安で下落への外部リンク
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