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リーマンショックから一年
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2008年9月15日に発生したリーマンショックから
今週で一年が経ちました。
2007年夏のサブプライム問題深刻化以降悪化した世界経済は リーマンショック以降 最初の半年で悪化傾向が加速。
、 米ダウ平均株価は今年3月に6500ドル台までと サブプライム問題深刻化直前の14000近辺から半分近くまで下落する形となりました。
しかし、その後の半年では 景気回復への期待が強まり ダウ平均も9500ドル台を回復。
金融機関の信用状況を表す テッドスプレッド(米国債3ヶ月物利回りとLibor3ヶ月物との金利差)をみても リーマンショック後に460台まで上昇したあと、 ここのところは30以下と 平常時のスプレッドまで縮小するなど 市場の懸念はかなり後退してきたように見えます。
ただ、一方でここに来てドル安傾向が際立ってきています。
ドル円は久しぶりに90円を割り込みそうなところまでドル安円高が進行。
ユーロドルは今年の最高値(ユーロ高ドル安)を15日に更新しました。
景気回復のための量的緩和策や 財政赤字拡大などを受けて 投資資金のドル離れが広がっているようにも見えます。
さて、実際のところ 今の米国は安心してみていられる状況なのでしょうか。

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