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【ロンドン市場】調整のドル買い戻しが優勢
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14日のロンドン市場では、東京市場の流れを引き継いでこのところのドル安の動きが調整された。
米中貿易摩擦の進展が懸念されるほか、株安・原油安もあり、リスク回避のパターンのドル買いだった。
ただ、東京市場からドル高が進んだのはドル円とポンドドル、ドルカナダだけで、ユーロやオセアニア通貨はドルに対してもみ合った。
また、株安や原油安も一方的ではなく、原油はじりじりと買い戻された。
◆ドル円は小反発 ドル円は90円台中盤から91円ちょど付近まで水準を切り上げた。
90円割れに視線を向ける向きは引き続きあったが、ドル買い戻しが優勢だった。
クロス円はドル円の反発にサポートされ、概ねしっかり。
ユーロ円は131円台半ばから132円台半ばまで、ポンド円は150円割れから150円台半ばへ水準を切り上げた。
◆ポンドドル軟調、ユーロドルはもみ合い ユーロドルは1.4515-75水準で振幅。
対主要通貨でドル買い戻しの動きがある中、アジア中銀から小口のユーロ買い・ドル売りが出たとの観測があり、水準を切り上げる場面があった。
ただ、目立った手掛かりが無い中、方向感は限定された。
ポンドドルは1.6600ちょうど付近から1.6520辺りまで下落。
米中貿易摩擦の進展が懸念される中、リスクに敏感なポンドは売りが優勢だった。
ユーロポンドも0.87台中盤から0.8800ちょうど前後までポンド安推移。
ドルカナダは1.0820水準から1.0920台までドル高推移した。

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