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【NY市場】原油急落でドルショートカバー誘発も動きは限定的
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11日のNY市場はドル売り優勢で始まった。
ただ、週末とあって利益確定の動きも強く、ミシガン大消費者信頼感指数が強い内容だったものの、反応が限定的だったことから、ドルのショートカバーが優勢となった。
指標後の動きは一旦収束したものの、後半にかけて原油が利益確定売りから急落、一時68ドル台まで下げが加速する中、為替市場でも対ユーロでのドルショートカバーが強まった。
しかし、新興国の外貨準備の問題など、ドルに対する不安感は根強く、ドルの買い戻しも限定的となった。
ユーロドルは1.46台から下落したものの、1.4550水準で止められている。
◆ドル円、90円割れ試す動き、クロス円も利益確定売りに押される ドル円は序盤のドル売りでサポート水準をブレイク、見切売りが加速した。
90.50のサポート水準をブレイクすると、一気に90.20近辺まで下落する場面も見られ、90円割れをうかがう動きとなった。
テクニカル的には完全に下降トレンドが強まった格好。
後半にかけてドルショートカバーの動きが強まったことで買い戻されているが、90円の大きな節目を前に動きが、日本の輸出企業の動きと伴に警戒される。
この動きに追随して、クロス円も利益確定売りが強まり、ユーロ円は一時131.60近辺まで下落する場面も、クロス円はきょうの大幅下落で10日線を完全に下回っており、下押し圧力が再び強まっている。
◆米沿岸警備隊、不審船に発砲 一時リスク回避的な動きも 米報道が伝えたところによると、首都ワシントンを流れるポトマック川で米沿岸警備隊が不審な行動をとった船を発見し、10発前後を発砲した。
現場は米国防総省に近く、9.11の米同時多発テロ関連の式典が行われている。
一時ドル買いが強まり、リスク回避的な動きを誘ったとの指摘も。
ただ、市場での動きは直ぐに収束した。

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