スポンサーリンク |
人民元建て国債、香港で発行!
- 記事詳細
-
香港の中国銀行ビル正面玄関に
「1949−2009 慶祝国慶」の
華やかな飾りが登場しました。
10月1日は、年に一度の国慶節(建国記念日)ですが 今年は60周年の節目にあたるということで 例年より華やかになりそうです。
中国政府が60周年にかける意気込みはかなり強そうで 10月1日の天安門広場でのイベントは 北京オリンピック開会式に匹敵するものになるようです。
昨日、中国政府から 「香港で人民元建て国債を発行する」との発表がありました。
発行額は60億元(約810億円)、発行日は9月28日です。
今年夏の人民元建て債発行に次ぐ、人民元シリーズ第二弾。
人民元建て国債が中国本土以外で発行されるのは今回が初めてなので かなりインパクトのあるニュースでした。
早速、香港の金融機関に 人民元建て国債について問い合わせたところ 「発表は知っているが、利率や取扱金融機関など詳細は未定」 とのこと。
財政部のコメントにもありましたが この国債発行で人民元の利用がさらに拡がり、 人民元の国際化もすすむと見られています。
人民元建て債券の発行都市として 世界のマネーを受け入れることになるので 発行地である香港は恩恵をうけることになります。
中国の新金融センター・上海の登場に やきもきしている香港にとって これは嬉しいプレゼントですね。
$ ¥ $ ¥ $ ¥ $ ¥ $ ¥ $ ¥ $ ¥ $ ¥ 今日の香港ハンセン市場は反落。
終値は20851.04(-1.03%)となり、 また21000から下げてしまいました。
少し急ぎすぎた感ありの続伸だったので 利益確定の売りがあったようです。
一方、上海株は好調のまま、 終値2946.259(+0.53%)と、7日続伸しています。
相変わらず下げ要因もなく、順調にのびていますが 今日はプラスになるニュースがありました。
「8月の銀行新規融資額が7月を上回るようだ」 という予測がでたことで マーケットがホッとしたようです。
先月出回った予測では 「どうやら8月の銀行新規融資額は7月を下回るらしい」ということで マーケットが下げた場面もありましたが それが一転して、今日は「上回るらしい」となりました。
いいときはいいニュース、悪い時は悪いニュースが追い風になります。
今週は中国の経済指標発表がありますが その後、マーケットの風はどちらに向くのか 中国発のニュースに注目です。

スポンサーリンク |