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【東京市場】円高傾向で推移、英小売は期待外れ
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8日の東京市場は朝方から昼過ぎにかけて円高傾向で推移した。
日本株や中国株の下げがリスク回避的な円買いの手掛かりとされた。
ドル円は93円台前半から92円台後半、ユーロ円は133円台半ばから132円台後半まで軟化した。
午後には日本株や中国株の切り返しで円買い圧力が一服したものの、ドル円やクロス円の反発力は鈍く、比較的円高バイアスの強い一日となっていた。
◆NZ財務相 輸出主導型の成長、3-5年はかかる きょうはイングリッシュNZ財務相の議会証言が伝わっている。
同財務相は輸出や投資に依存した経済成長に到達するには3-5年かかると述べたほか、個人消費や住宅投資に依存した経済成長は経常赤字の解消に貢献しないと否定的な見方を示した。
NZ中銀も同様の見方を示しており、当局の描く理想の成長シナリオは輸出主導で一致しているようだ。
◆8月の英既存店売上高、期待外れに 早朝発表された8月の英既存店売上高は前年比-0.1%と低迷した。
ポンド相場の反応は限定的だったが、発表元である英小売協会(BRC)の担当者は、6月、7月の好結果が持続しなかったとして消費回復に慎重な見方を示していた。

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