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【ロンドン市場】リスク選好でドル売り、ポンド買い目立つ
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3日のロンドン市場はドル円を除く主要通貨ペアでドル売りが進んだ。
ユーロドルは1.42台後半から1.43台前半、ポンドドルは1.62台後半から1.64台前半、豪ドル/ドルは0.84台前半まで上昇した。
この間、ドル円は92円台前半から92円台半ばで振幅した。
中国株が急伸し、英独仏の株価指数が揃って上昇したことでリスク選好のドル売りが進んだ。
個別ではポンド買いが旺盛で、ポンドは対ドルのほか、対円、対欧州通貨でも堅調だった。
クロス円はポンド円を筆頭に上昇傾向が続いた。
ポンド円は150円台前半から151円台半ば、ユーロ円は131円台後半から132円台半ば、豪ドル円は77円台前半から77円台後半まで上昇した。
◆ポンド堅調、テクニカル面で変化の兆しも ロンドン市場ではポンドの強さが目を引いた。
ポンド円は151円台半ば、ポンドドルは1.64台前半まで買われたほか、ユーロポンドは0.87台前半まで値を崩した。
きょう発表された8月の英非製造業PMIが市場予想とほぼ一致したことで買い安心感が出たようだ。
非製造業PMIは08年2月以来の高水準。
発表直後の反応は乏しかったが、蒸し返された側面があるようだ。
ポンドドルは10日移動平均を突破、ユーロポンドは10日移動平均を割り込むなど、きょうはテクニカル的な観点でもポンド相場に変化の兆しが出ていた。
◆ECBは金利据え置き、発表直後は反応薄 きょう発表されたECB政策金利は据え置き。
市場では現行金利1.0%での据え置きが確実視されていた。
金利発表直後の反応はほぼ皆無で、ユーロ相場への影響は限定的だった。
市場参加者の視線はトリシェECB総裁の会見に注がれていた。

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