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米雇用統計、前回同様の好結果なるか
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前回の研究所でも宣言したとおり、
今回は、4日金曜日に発表される8月の米雇用統計についてです。
まずは、おさらいです。
前回の発表では、 NFP(非農業部門雇用者数)における雇用者数の減少幅が 事前予想の32.5万人減に対して 予想よりもはるかに小さい24.7万人減という好結果。
加えて、失業率が6月の9.5%から9.4%と なんと1年3ヶ月ぶりに低下するという好結果(予想は9.6%への上昇)となりました。
もちろん、雇用減が止まったわけではなく、 失業率水準としても、 依然として25年ぶりの高水準域にいることには違いないということで 政府なども慎重な姿勢を崩していませんが、 今後の回復基調本格化への期待を高め 8月の株式市場を支えた大きな原因となりました。
今回は、こうした前回の好結果の流れが継続し 更に景気回復期待が強まっていくのかどうかに注目が集まるところです。
まず、前回1年半ぶりの低下を見せた失業率ですが 雇用者数の減少が収まったわけではなく、 働くこと自体をあきらめた人が多かったことによる 労働力人口全体の減少が見られたことによる失業率低下という面があります。

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