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楽観視は難しい?米国エネルギー市場
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8月21日のNY通常取引では75ドルに迫る動きを見せた原油価格はここに来てやや弱含み、2日の取引は68.05ドルで終えています。
原油の需給は景気動向に大きく左右されることから、原油市場と株式市場の推移にはある程度の連動性がありますが、ここ最近の原油価格の下落も、石油消費大国である中国や米国の株式市場の軟調な動きを反映したものとなっています。
とはいえ、原因はその一つだけではなく、前々から指摘されていた現物の荷余り感も原油市場にとっての弱気材料となっています。
例えば米国エネルギー省発表の在庫報告では、8月21日時点の原油在庫量は、この時期(8月第3週)としては1993年以来、最大となる3億4,380万バレルとなっていました。

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