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【ロンドン市場】円高一服、短期筋のショートカバーで
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週明けのロンドン市場は東京市場で進んだ円高が一服した。
ドル円は92円台半ばから93円台前半、ユーロ円は132円台前半から133円台前半、ポンド円は150円台前半から151円台半ばまで反発した。
バンクホリデーで英国が休場状態となったため、短期筋のショートカバーが進んだ。
アジア株や欧州株の下落など円高要因は豊富だったが、市場の反応は限定的だった。
一方、ドル円以外のドル相場はまちまちだった。
ユーロドルやポンドドルは東京市場のレンジ内で振幅したが、ドルカナダが急伸するなど資源国通貨ではドル買いが優勢だった。
◆ドルカナダ急伸、原油安でカナダ売りに ロンドン市場ではドルカナダが急伸した。
海外勢参加後、ドルカナダは100ポイント超の上昇を演じ、1.10台半ばまで買われた。
時間外取引で原油先物がほぼ一本調子で下落したことでカナダ売りが進んだ。
対ドルでのカナダ安が波及する形でカナダ円も値を崩している。
カナダ円は84円台半ばでの揉み合いを経て、84円台前半まで下押しした。
ドルカナダの急伸は豪ドル/ドル、NZドル/ドルなど他の資源国通貨にも波及。
豪ドル/ドルは0.83台半ば、NZドル/ドルは0.6800付近まで値を崩した。

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