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対話ができていてこその、デジタルなやりとり(常盤文克の「新・日本型経営を探る」)
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- IT(情報技術)が大きく進化し、コミュニケーションのあり方は大きく変わってきました。簡単なやり取りは電子メールが主役になりましたし、人に会わずに仕事が成り立つことも少なくありません。 情報のやり取りは確かに高度化され、見かけ上は緊密になりました。しかし、本当に重要な情報が、はたしてどれだけ共有できているのでしょうか。ITを活用したデジタルなコミュニケーションの増大の裏側で、顔と顔を突き合わせた対話を通じたアナログなコミュニケーションは、間違いなく減少しています。極端なデジタル化が、我々の仕事への意欲や活力を弱めているのではないかと心配しているのです。 人と人との間に対話、できうれば豊かな心の通う対話があって、そのうえで初めて、高速でゆらぎのないデジタルな情報のやり取りが意味を持ってくるのではないでしょうか。
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