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野村証券の大きな賭け(FINANCIAL TIMES)
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- 野村証券と買収したリーマンの社員の間で、軋轢が生じているとされる。 経営陣は国際競争力の向上には、欧米流の企業風土への転換が必要と見る。 急激な改革で、既存社員の士気低下とリーマン出身者の流出の恐れがある。 東京の中心部、六本木ヒルズにある野村証券のオフィス。その受付ロビーは“自信”や“洗練”といった言葉を体現するようだ。ここには米投資銀行リーマン・ブラザーズが昨年9月の突然の破綻まで入居していたが、今は日本最大の投資銀行、野村証券の看板がかかる。 だがロビーの奥にある、もぬけの殻となった真っ暗なオフィスルームは、リーマンを融合しようとする中で野村が直面する困難を象徴するようだ。 昨年10月にリーマンのアジア・欧州・中東部門を買収した野村は、数百人のリーマン従業員を迅速に、やや北にある窮屈な本社へ移動させた。

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