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ユーロ圏の景気回復は本物か
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26日に発表された独Ifo景況感指数(8月)は
予想の89.0に対して、90.5と、
90の大台に復帰する好結果となりました。
ユーロの経済指標を見る場合、 最大の経済大国であるドイツを中心に見ていくことが 外国為替市場では一般的ですが、 Ifo景況感指数はその中でもトップクラスに注目されている指標であり 今回の好結果が ユーロ圏経済の先行き見通しに与える好影響は大きいと思われます。
2007年夏のサブプライム問題深刻化以前は 105-108程度で推移していたIfo景況感指数は、 景気後退ともに低下し、 昨年7月に100を切り、同11月に90を切るという急速な低下を記録しました。
しかし今年3月に82.2という最低水準を記録して以降は、 今回で5ヶ月連続の好転と 景気の底打ち期待を強める形となっています。

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