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【東京市場】アジア株安で円全面高
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27日の東京市場は円高推移。
昨日、中国の内閣にあたる国務院が鉄鋼やセメントなどの産業における設備過剰の抑制を検討していると発表したことで上海総合株価指数の動向が懸念され、中国市場のオープン前から円買いが進んだ。
マクロ系やヘッジファンドの円買いが観測された。
日経平均株価が下げ幅を拡大したこともリスク回避型のパターンを後押し。
◆リスク回避パターンで円全面高 ドル円は上海総合株価指数の動向を懸念した円買いを背景に、94.24レベルから93.57レベルまで下落。
93円台半ばでは本邦輸入企業の円売り・ドル買いの指摘もあったが、終盤にかけても安値圏に張り付いた。
クロス円もアジア株安を受けて一本調子で円高推移。
ユーロ円は134.26レベルから133.24レベルまで1円程度下落。
ポンド円は153.06レベルから151.70レベルまで下落した。
◆豪民間設備投資は予想に反して増加 豪ドル/ドルは豪ドル円の軟調推移につられ、0.8284レベルから0.8240レベルまで下落後、0.8280辺りまで戻した。
この日発表された第2四半期の豪民間設備投資は前期比3.3%増となったことが豪ドルをサポート。
事前予想では同5.0%減が予想されていた。
豪ドル/NZドルは1.2115レベルまで下落後、1.2190レベルまで反発した。
豪ドル円は78.05レベルから77.31レベルまで下落後、77円台半ばを中心にもみ合った。
ユーロドルは1.42台前半、ポンドドルは1.62台前半でもみ合った。

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