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【NY市場】株高・原油高でドル売り強まる
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19日のNY市場では円売りとドル売りが優勢。
米株式市場の上昇や原油の急伸が背景。
東京、ロンドンと上海総合株価指数の大幅安がリスク回避のパターンにつながったが、NY市場ではリスク選好型に反転した。
ただ、円売りよりもドル売りが目立ち、ドルに対してユーロやカナダが急伸。
ポンドやオセアニア通貨は対ドルでこの日の下げ幅を消した。
ドル売り圧力が強かった中、東京市場からのドル円の軟調な流れは変わらなかった。
クロス円はユーロ円やカナダ円が底堅い展開だった。
◆ユーロ円、カナダ円は下げ幅を帳消しに ドル円は94.20台から93.60台まで上値の重い展開。
下落して始まった米株式市場が下げ渋ったことで円安・ドル高の動きが強まる場面もあった。
ただ、その後ドル売りが続いたことでドル円の上値は抑えられた。
クロス円では、ユーロ高やカナダ高を背景にユーロ円やカナダ円が底堅い動き。
ユーロ円は132.10台から134円ちょうど付近まで、カナダ円は84.40水準から85.80台まで反発。
それぞれこの日の下げ幅をほぼ帳消しにした。
ポンド円は153.60台から155.60水準まで戻した後、もみ合った。
◆ドル売り優勢、ユーロドルは急反発 ユーロドルは米株式市場の上昇や原油高を受けて1.41割れから1.4260台まで急伸。
その後は1.42台前半で小動き。
ポンドドルは1.63台後半から1.65台半ばまでドル安推移し、東京午前の水準へ往来。
ハト派色がかなり強かった英中銀金融政策決定委員会(MPC)議事録を受けた下げを埋め、堅調な展開だった。
ドルカナダは対主要通貨でのドル売りのほか、原油高受けて1.11台序盤からから1.09台半ばまで下落。

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