スポンサーリンク |
【NY市場】弱い米住宅指標は流れを左右せず
- 記事詳細
-
18日のNY市場では、弱い米住宅指標を受けてドル円は反落したものの、米株式市場は小売株の決算発表を受けて堅調に推移し、クロス円は底堅い動きだった。
ポンドドルやNZドル/ドルを中心にドル売りが優勢で、その他の通貨に対してもドル売りの動きがあった。
NY原油も反発して終了。
この日発表された米住宅建設許可件数と米住宅着工件数は市場予想を下回った。
米生産者物価指数も、総合・コアともに市場予想よりも弱かった。
ただ、米経済指標に対する反応は長続きせず、小売株の業績見通しに焦点が当たった一日だった。
◆クロス円は底堅い動き、ドル円は反落後もみ合いに終始 ドル円は弱い米住宅指標を受けて95.10レベルから94円台半ばまで下落。
その後は目立った値動きが無く、94円台後半でもみ合った。
クロス円はポンド高を受けてポンド円が堅調だったほか、その他のクロス円も底堅い動きだった。
ポンド円は弱い米住宅指標を受けて156円台半ばから155円台前半まで下落後、対主要通貨でポンドが上昇し続けたことで157円台序盤まで反発。
終盤にかけては156円台後半を中心に推移。
ユーロ円は134円ちょうど付近から133円台序盤まで反落後、133円台終盤まで下げ渋り。
カナダ円は86円ちょうど付近から85.20レベルまで下落後、86円ちょうど付近へ往来。
◆ポンド一段高、ロンドン市場からの流れ引き継ぐ ポンドドルは強い英経済指標を受けてロンドン市場で堅調に推移した流れを引き継ぎ、1.64台序盤から1.65台終盤まで上値を伸ばした。
ユーロポンドが一段安となったことや株高もポンドドルを支援した。
ユーロドルはユーロ安・ポンド高の動きに圧迫されたものの、1.40台後半から1.41台前半までしっかりと推移。
ユーロポンドはストップを絡めて0.85台後半から0.85台前半まで下落した。
リスク選好型の動きとなる中、ドルカナダは1.11台序盤から1.1000ちょうど付近までドル安・カナダ高推移。

スポンサーリンク |