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韓国、インドと包括的経済協定を締結(韓国発 毎経エコノミー)
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- 韓国とインドはこのほど、韓国・インド包括的経済連携協定(CEPA)*に署名した。2006年3月に交渉を開始して以来、3年6カ月に及ぶ年月を経て実現した今回の協定で、韓国はインドから輸入する金額の90%、インドは韓国から輸入する金額の85%に対する関税を撤廃する。 *Comprehensive Economic Partnership Agreementの略。市場開放より経済協力に重きを置いているが、商品やサービスの貿易、投資など、内容は自由貿易協定(FTA)と大きくは変わらない。FTAに対するインド国民の反発があったことから、CEPAの名称となった。インドは2005年にシンガポールともCEPAを結んでいる(毎経エコノミー編集) 韓国インド包括経済協定に調印したインドの商工長官のアナンド・シャルマ氏(左)と外交通商部通商交渉本部長のキム・チョンフン氏(写真:毎日経済新聞社) 今回の協定が意義深いのは、韓国政府にとって競合国である中国や日本に先立ち、成長が期待されるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)諸国の一国であるインドと初めて経済協定締結を実現したことで、その先行利益は大きいと期待されている。

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