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米7月小売売上高、予想外の減少に転じる=3カ月ぶり減少
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−第3四半期GDP伸び率、下方修正へ−
【2009年8月15日(土)】 − FRB(米連邦準備制度理事会)は12日の連邦公開市場委員会で、米経済はすでにリセッション(景気失速)を脱したか、あるいは脱出は時間の問題という景気の先行きに対する楽観的の見方が示したばかりだが、米商務省が翌13日に発表した7月の小売売上高は予想外に伸び悩み、景気回復の強さを占う個人消費の先行きに不安感を示す結果となった。
また、14日に発表された8月のミシガン大消費者信頼感指数も予想外に低下に転じたことから、米株式市場では株価が前日の急騰から一転して反落。
一段と景気回復に対し慎重な見方が強まっており、市場では今後、景気回復がどの程度の強さになるかを探る展開になりそうだ。
7月の小売売上高(季節・営業日調整後)は、前月比0.1%減となり、6月の同0.8%増(速報値の0.6%増から上方改定)から一転して急減、市場予想の同0.8%増も大幅に下回った。
小売売上高が前月比で減少に転じたのは、4月以来3カ月ぶり。
また、前年比は8.3%減だった。

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