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驚きの小売売上と、今週の注目材料
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前回の研究所で注目にあげた
米小売売上(7月)は、
全体の数字が予想の+0.8%に対して-0.1%
自動車を除くコア部分が予想の+0.1%に対して-0.6%という
驚きの弱い結果となりました。
先月末に発表された米第2四半期GDPや 今月7日に発表された米雇用統計の好結果を受けて 米景気先行きへの懸念が後退していたところだけに 今回の結果は市場にサプライズとなり 為替市場では、リスク懸念の円高が進む形となっています。
小売売上を個別に見てみると、 好調が伝えられていた自動車部門が 前月比+2.4%を記録するなど、 事前見通しどおり好結果となった一方で ガソリンスタンドの売り上げが 前月の+6.3%から−2.1%まで落ち込み 全体の足を引っ張りました。
7月の前半に原油が一時60ドルを割り込むなど 原油安が進んだことが 販売額で見たときの7月の売り上げ低下につながった形です。

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