スポンサーリンク |
【NY市場】弱い米経済指標で円高・ドル高
- 記事詳細
-
14日のNY市場は円高・ドル高推移。
この日発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想に反して低下したことで、株安・原油安・米債高のリスク回避型の一日となった。
週末とあって調整のドル買いが多く見られたとの指摘もあった。
米消費者物価指数も弱かった。
ユーロのほか、カナダや豪ドルに対してドル高推移が目立った。
ドル円は弱い米経済指標を受けて円買いが強まった後、調整のドル買いにサポートされ、NY序盤から往来する格好だった。
8月のミシガン大学消費者信頼感指数は6月の70.8から2ヶ月連続低下した。
内訳の現況指数、先行指数ともに同様の推移となっているが、7月から8月にかけては現況指数の低下が目立った。
◆クロス円、調整継続 下落後は安値もみ合い ドル円は弱い米ミシガン大学消費者信頼感指数を受けて95円割れから94円台半ばまで円高推移。
その後、対主要通貨で調整のドル買いが強まると、94円台後半へと戻した。
クロス円は米株式市場の下落を背景に円高が進んだ後、安値もみ合い。
ユーロ円は135円台後半から134.20レベルまで下落。
その後は134円台半ばを中心に小動きだった。
ポンド円は157円台半ばから156円ちょうどまで下落後、156円台後半まで戻した。
◆ユーロや資源国通貨に対してドル買い戻し目立つ ユーロドルは1.4300ちょうど前後から1.41台半ばまでドル高推移。
アジア中銀の売りに上値が抑えられた中、弱いミシガン大学消費者信頼感指数を受けてリスク回避パターンのドル買いが入った。
ユーロポンドも0.86台前半から0.85台後半までユーロ安推移し、ユーロドルを圧迫。
ポンドドルは調整のドル買い戻しが優勢となる中、1.6600ちょうど前後から1.65割れまで下落。
ただ、ロンドン午前の安値では下値がサポートされ、1.65台前半まで小戻しした。
ドルカナダは1.08台序盤から1.10台序盤までドル高・推移。
NY原油先物が3ドル超下落したこともカナダを圧迫した。

スポンサーリンク |