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インフレ率が低下するとは思えない現在の中国
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中国国家統計局が発表した4月の消費者物価指数は、前の年に比べ8.5%の上昇となりました。
伸び率は、11年9ヶ月ぶりの伸びとなった今年2月の伸び(8.7%)から鈍化しましたが、依然として高水準です。
4月のCPIを品目別にみると、食品が22.1%も上昇し、CPI全体を押し上げています。
しかしCPIを押し上げている食品価格が、5月になって下落していることもあり、中国のCPIは、今後伸び率が低下するとの見方もあるようです。
たしかに、食品を除くCPIの伸び率は、4月でも1.8%に過ぎませんので、食品価格が下落すれば、CPI全体の伸びも落ちるように思えます。

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