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【ロンドン市場】ドル円の下げが円買い呼ぶ
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14日前半のロンドン市場、ドル円、クロス円は下値攻めの動きとなった。
ただ、株式市場や原油市場は底堅く推移しており、リスク回避的な動きが強まったという雰囲気はない。
むしろ、ドル円が心理的節目の95円を割り込むなど、売りが根強く、クロス円も連れ安した格好。
サポートラインであるドル円の95.00、ユーロ円の135.50、豪ドル円の80.00の水準を序盤は何とか維持していたが、NY勢参加後、各々ブレイクしている。
リスク回避というよりも、ドル円の下げが円買いを呼び込んだようだ。
◆序盤にポンド売り 対ユーロでの売りがトリガーに ロンドン序盤にポンド売りが強まる場面が見られた。
特にポンドを売リ込む材料も見当たらなかったが、対ユーロでの、まとまった売りがトリガーとなり、ストップを巻き込んで下げ幅を拡大したようだ。
ただ、下値では中東勢の買いも観測されリバウンドしている。
ポンドドルは一時1.6500をブレイクしたが、1.6600近辺まで戻す動き。
◆ユーロドル、底堅く推移も、1.43台は重い 対ポンドでのユーロ上昇もあり、ユーロドルは再び1.43台乗せを試す動きとなった。
ただ、1.43台前半では根強い売りも出てくるようで、NY勢参加後、1.4270近辺に跳ね返されている。
アジア系中銀の売りなども観測されていた。
◆第2四半期の英住宅差し押さえ減少 ポンドは軟調な面も見られるが、英住宅市場の改善の兆しは出てきているようだ。
英国住宅金融貸付組合(CML)が発表した第2四半期の債務不履行による担保物件の差し押さえ件数は11400件と前期の12700件から10%減少している。

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