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【NY市場】FOMC声明発表前に調整進む
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11日のNY市場では調整の円高が進んだ。
米株式市場や原油市場が軟調に推移した上、米国債が買われ、パターン的にはリスク回避となった。
12日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利・声明発表が行われることから、ポジション調整が進んだ。
ドル円やクロス円が軟調に推移した中、資源国通貨に対してもドル売りの巻き戻しが見られた。
この日の米3年債の入札結果は、最高落札利回りが1.780%で市場予想の1.791%を下回った上、応札倍率は2.89倍で前回7月の2.62倍を上回った。
入札結果は好調だったが、材料視されなかった。
◆調整の円買い進む、円は全面高 ドル円は96円台半ばから95円台後半まで軟調に推移。
株安などリスク回避パターンの中、円買いが優勢だった。
米株式市場の下げが一巡すると96円ちょうど前後で推移した。
クロス円は調整の中で全面安。
ユーロ円は136円台後半から135円台前半まで下落後、135円台後半まで小戻した。
ポンド円は159円台半ばから158円割れまで下落後、158円ちょうど前後で推移。
FOMCの声明・金利発表を控える中、米主要株価指数が安値から離れた場面でもクロス円の買い戻しは限られた。
◆資源国通貨でドル安の巻き戻し、欧州通貨はもみ合い ユーロドルは1.41台中盤を中心にもみ合い。
昨日まででドル売りの巻き戻しが進展していたことで、この日はレンジ内で小動きだった。
ポンドドルも狭いレンジ内で推移。
1.64台半ばから1.65台序盤で振幅を繰り返した。
資源国通貨ではドル安の調整が進展。
原油安も手伝ってドルカナダは1.09台後半から1.10台前半までドル高・カナダ安推移した。
豪ドル/ドルは0.82台後半まで、NZドル/ドルは0.66台後半まで下落し、NY序盤にそれぞれこの日の安値をつけた。
その後は調整が一巡し、豪ドル/ドルは0.82台後半、NZドル/ドルは0.66台後半を中心に推移。

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