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【東京市場】材料に乏しい中、ロングポジションの調整
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5日の東京市場はロングポジションの利益確定売りが優勢となった。
前日のNY市場では強い住宅指標からリスク選好の動きも見られたが、一方で利益確定売りも多く、反応は小幅なものに留まっている。
東京市場でも特に材料のない中、ドル円、クロス円は利益確定売りが先行した。
ドル円は94円台に下落、ユーロ円も136円台に下落している。
◆ドル円 輸出企業など売り圧力強い ドル円は午後になって売りが優勢となり、94円台に下落した。
日本の輸出企業の売りオーダーが95.50付近までに観測されており、また、96.00までの間にはオプションの防戦売りもあるようで、上値は重い。
下値のサポートは94.70水準。
◆米財務省、インフレ連動債での発行拡大か ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)によると、米財務省は物価連動債(TIPS)の発行拡大を計画しており、きょう発表する予定だという。
関係筋の話として伝えた。
本日は日本時間22時の米国債四半期定例入札詳細発表が予定されている。
先週行われた米中戦略対話で、中国側はTIPS購入に積極姿勢を示しており、米側がそれに対応する格好と報道は伝えている。

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