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【ロンドン市場】調整主体、欧州株反落で円高へ
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4日のロンドン市場は調整色が濃厚だった。
ロンドン勢が本格参加すると、欧州株の反落に反応する形で円高方向に振れた。
ドル円は94円台後半のストップロスを巻き込み、95円台前半から94円台前半まで値を崩している。
この間、ユーロ円は137円台前半から136円付近、豪ドル円は80円台前半から79円台前半まで下落した。
商品相場でも調整色が強まり、時間外取引で原油先物は1ドル超下落している。
◆豪ドル、利下げ排除は押し上げ要因にならず 豪ドルは対円、対ドルとも下落した。
東京市場の高値から対円では約150ポイント、対ドルでは約100ポイント近く下落している。
きょう発表された豪中銀声明では利下げの可能性を示唆する文言が削除されたが、豪ドルの押し上げには至らなかった。
事前に強気の声明を予想する声が相次いでいたため、声明発表後は短期筋の利益確定売りが調整を誘発する形となっていた。
◆ドル相場、方向性欠く ユーロドル、ポンドドルなどドル相場は方向性に欠けた。
ユーロ円やポンド円の下げが波及して軟化する場面もあったが、ユーロドルは1.43半ばから1.44台前半、1.69台前半から1.7000付近で上下動を続けた。
きょうは円主導の展開となり、ドル相場は値動きの蚊帳の外といった印象。

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