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【東京市場】豪ドル、声明はタカ派も対円で利益確定売り
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4日の東京市場、円相場は往って来いの動きとなった。
序盤は前日のNY市場の流れを引き継いで、円売りの動きが見られ、ドル円、クロス円は上値追いの動きも見られた。
豪住宅指標が強い内容だったことで、豪ドル円が上昇したことも、円相場をサポート。
ただ、午後になると、日経平均株価も伸び悩みの動きとなり、また、豪政策金利発表後、豪ドル円が下落したことから、全体的に利益確定売りも出て、序盤の上げを帳消しにしている。
◆豪声明はタカ派も、豪ドル円は利益確定売り強まる きょう発表になった豪政策金利は大方の予想通り据え置きとなった。
注目は声明に集まっていたが、内容自体は追加緩和の可能性を示唆する文言が削除されるなど、タカ派な内容となった。
しかし、市場はある程度織り込んでいたことから、材料出尽くし感からの利益確定売りが豪ドル円に強まった格好。
豪ドル/ドルは膠着した動きとなった。
豪ドル円は80.75近辺から80.00近辺まで下落したが、80円台は維持している。
◆96円にかけて輸出やオプションの売り多数 リスク選好の雰囲気が強まる中、為替市場はドル売り、円売りの動きが強まっている。
そのような中、前日は円売りの動きがやや勝り、ドル円は底堅く推移した。
一時95.45近辺まで上昇していたが、クロス円と比較すれば、やはりパフォーマンスは悪い。
96円にかけては輸出企業の売りやオプションに絡んだ防戦売りも観測され、重いとの指摘も多い。

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