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米4-6月期GDP、大幅改善=下期のプラス成長観測強まる
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Q2速報値は前期比年率−1.0%=Q1は−6.4%
【2009年8月1日(土)】 − 前日(7月31日)、米商務省が発表した2009年第2四半期(4-6月)実質GDP伸び率(季節調整済み、前期比年率換算)の速報値が−1.0%と、4期連続(12カ月間)のマイナス成長となったものの、前期(1-3月期)の−6.4%(改定前は−5.5%)から減少幅が大幅に縮小、また、市場予想の−1.5%に比べ極めて強い内容となった。
4期連続のマイナス成長は、1947年の統計開始以来の62年間で初めてとなるが、今回のGDP統計で減少幅が大幅に改善したことが確認されたことから、エコノミストの多くは米経済のリセッション(景気失速)は底打ちしたとし、下期に米経済がプラス成長に浮上する可能性が高まったとの楽観的な見方を強めている。
この結果を受けて、この日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均は前日比17.15ドル(0.2%)高の9171.61ドルとなった。
景気回復の兆しを示す企業の堅調な四半期決算も手伝って、7月の1カ月間で、ダウ平均は実に725ドル(8.6%)も上昇している。

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