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【東京市場】ドル売り、円相場は蚊帳の外
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週末の東京市場はドル相場が値動きを主導した。
ユーロドルやポンドドルが買われ、主要通貨でドル売り圧力が広がった。
ユーロドルは1.40台半ばから1.41台前半、ポンドドルは1.64台後半から1.65台半ばまで上昇、ドル円は95円台半ばから95円台前半まで下落した。
きょう発表される米GDPへの期待感でリスク選好型のドル売りが膨らんだ。
米紙で中国の米国債購入に疑問を呈す記事が掲載されたこともドル売りを助長した。
ドル相場とは対照的に円相場は全体的な方向性に欠けた。
ユーロドルやポンドドルの上昇が追い風となり、ユーロ円やポンド円は買われたが、日本株の上昇ペースに比べると円売りの勢いは限定的だった。
ユーロ円は134円台前半から134円台後半、ポンド円は157円台半ばから157円台後半に水準を切り上げた程度。
きょうは大量の投信設定が観測されていたが、円売りを後押しするには力不足だったようだ。

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